キン肉マン、完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)編を一気読み
年末年始、ゆっくり家で過ごしたい期間にする読書ほど幸せなことはない。
ある程度ボリュームがあってサラリと読み飛ばしてしまいたくない本を、なににしようかと用意しておくのも楽しい。
今回のお休みは、新シリーズの一編に区切りを迎えた(その後また次の編へと進んでいるのだけれど)キン肉マンのコミックスを一気読みした。
ジャンプで連載を終えた時点の続きとして始まった新シリーズはこんなふうに始まる。
キン肉マンがキン肉星に帰ってしまったあとの地球で、それまで闘い続けて来た、「正義」、「悪魔」、「完璧」の3派の超人が歴史的な平和条約を取り交わした。
けれどそこに、ビック・ザ・武道率いる真の完璧超人(リアルパーフェクト超人)たちが襲来する。
対抗戦を決意する、正義超人代表、テリーマン。
どうなる?!地球の平和は?
コミックス38巻から60巻までの完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)編。
すごかった! おもしろかった!
闘いが中心なので、ウッと顔をしかめたくなる場面も、心が張り裂けそうになる勝敗もあるのだけれど、そこには貫く信念があり、友を思う気持ちがある。
弱くも強くもあるキン肉マンが皆に支えられ、皆を引っ張り、闘うだけではないお話を作っている。
だから胸が熱くなるんだよね。
ほんとかっこよかった! おもしろかった!
ネタバレ注意が難しいからこれ以上は書かないけれど。。。
私評:何度も読み返しちゃうんだろうな度MAX!
大好きなキャラもいっぱいいる。
とくに好きな「ザ・ニンジャ」の闘いは一気読み中でも二度読み(笑)。
ああ、フィギュアも欲しいなぁ。。。
ここだけでもきっと、ザ・ニンジャを好きになっちゃうと思う。
読みたい波と読めない波
本が好きだ。
小説とエッセイを好んで読む。
たぶん、読む数がめちゃめちゃ少ないということはないと思う。でも、めちゃめちゃ多くもない。
本が好きだけれど、常に読めるわけじゃない。理由はそこにある。
私の読書には、読みたい波と読めない波があるのだ。
とにかく本を、活字だったらなんでもいいというくらいに欲して読み続ける時期もあれば、毎日覗いているブログでさえ読めない時期もある。
そういう波が不定期に、何の前触れもなくやってきて、私はそれに抵抗できない。
どうしても資料の本を読まなければならないときに読めない波に飲み込まれ、沈んでしまうことがある。約束が迫り、眠る時間も惜しいようなときに、本が読みたくて読みたくて読まずにはいられないことがある。
私にとって、本ってなんなのだろう?
読みたい波と読めない波にあうたびに考えてみるのだけれど、答えはでない。
本が読めずにそろそろ一ヶ月になる。
やっとブログやネット記事に手が伸びるようになってきた。
そろそろなにか、読ませてほしいと思っている。
追記)
読めない波のときでも読めるのは、何度も読み返している大好きな本だけだったりする。
ペラペラとページを捲り、お気に入りの部分だけを読むようにしていると、いつの間にか読みたい波が戻ってくることもある。
最近捲った2冊をここに。
輪郭がぼやける現象について
誰かに写真を撮られるとハッとする。
丸顔の促進や諸々のこともあるのだけれど、全体の印象がぼんやりしていて、ハッとする。鏡とおなじく、あまり見ていたいとは思えない。
それでも、じーっと見てみると、写真に写る私の輪郭が、以前よりもぼんやりとしていることに気が付いた。身体のラインといい、顔、とくに首と耳からあごにかけてのラインが境界線が曖昧になっている。
これはいかん。
検索してみると、むくみ、代謝の悪さが多大に影響しているらしい。(太るとか、老化とかは省略)
姿勢や生活習慣を見直すだけでだいぶ違ってくるとか。
パソコンだ、スマホだ、読書だと、下を向いてばかりだし、座っていることが多いし、好き嫌いは激しく、暴食、お茶のがぶ飲み、思い当たることばかり。
これはなにか始めねば!
なにをしようか、しばし考える。その決意表明をここに。
ただそんなぼやきでした。
誰かと歩くときの日傘
日傘はすごい。
体感温度は傘の内と外で2℃違うらしい。
今日みたいな暑い日に日傘があるとないとでは行動範囲も違ってくる。陽射しに逆らうように右へ左へ傘を傾け、ずんずん歩く。可愛らしい外見とは裏腹に、雅なイメージとは程遠い、私の日傘。
日傘と言えば、ひとつ悩みがある。誰かと歩くときの日傘についてだ。
一緒に歩く誰かが日傘をさしていない場合、私は一人で日傘をさしていていいのだろうかと悩んでしまう。雨傘のときみたいに相合傘をしては全然意味を成さないだろうし、かといって全くさしかけずに自分だけさすのも気が引ける。
それゆえ、誰かと会うとき、日傘をどうするか悩む。
街ゆく人を観察すると、日傘をさしているのは圧倒的に一人歩きの女性が多く、ごーく稀に男性を見る。連れ立って歩く人たちは、男女のカップルだと女性だけさしている場合もちょっぴりあったけれど、全員が日傘有りか、全員なしかのケースが殆どだった。
うーん、みんなどうしてるんでしょ?
考えるのが面倒で、誰かと歩くのがわかっている場合は日傘を持たずに出るのが続きそう。。。
私と歩く場合には、私がさしていてもいなくても、どうぞ皆さま、気兼ねなく日傘をさしてください!
(にわか雨のときにだけは、晴雨兼用傘をお持ちなら、ちょっと相合傘してくれると嬉しい)
時代が変わったなぁと思ったけど、ちがった。
信号待ちをしている交差点で、歩いて来るおばあさんがいた。
ハンドバッグを左ひじにかけ、右手で持った飲み物を飲みながら歩いている。
飲み物はモンスターだった。
ああ、そっかぁ、なんだか時代は変わったなぁと思った。
歩きながら飲んでいるのがおばあさんだったこと、それがモンスターだったこと。
変わったのは時代ではなく、私の中の基準が(感覚が?)時間に追いついていないってことなのかな。
おばあさんになったら飲み歩きなんて危ないことはしないだろうって思ってるし、モンスターは疲れているか、元気にはしゃぎたいか、そういう人が飲むのだと思ってるし。
考えてみたら、別にそうじゃなくっても全然かまわないことだった。
時代が変わったのではなく、私が遅れていた。
モンスター、緑が一番美味しいと聞いた。
本当?
徒然をつらつら体裁など考えずに
いつからか、ツイッターにつぶやくみたいに文章を書くのが難しくなった。
こんなこと書いたらバカみたいかな、ちゃんと書かないと笑われちゃうかな、失望させちゃうかな、イヤな気分にさせちゃうかな、そういうことが気になって思うように書けない。書いては消去し、下書きに保存しては削除し。
時にそういうことは必要だけれど、でも全部がそれではツマラナイ。
好きなように書きたいし、ただなんとなく書きたいし、吐き出したいし、自慢したい。宣伝もうわさ話も妄想の吐露もしたいのだ。
ちょっと違うけど、私が思う、自分のしたいまま、自由に生きている人に「ユリさん」がいる。
山崎ナオコーラさんの「人のセックスを笑うな」の主人公の女性だ。
私はこの小説が大好きで、何度も読み返しているんだけれど、映画も何度も観ている。今では本を読んでも永作博美さんが見える。
永作さん演じる主人公の女性、「ユリさん」も大好きだ。
自由でわがままで、それがとても可愛い。
私の精神も「ユリさん」のようにありたいと思った。
映画の中で「ユリさん」も鼻歌する歌を、口ずさみながら思った。
心地よくも切なく甘くな歌。
自由にわがままに。
誤字もなにも気にせずに、書く機会を増やそう。
もしかしてブログがそれに適しているかも。
ANGEL/武田カオリ with HAKASE-SUN
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大好きな山崎ナオコーラさんの本
あおかえる、可愛いもの好きの人へのおススメ
※「かえる(蛙)」が苦手な方は閲覧ご注意※
特別にかえるが好きなわけではないのだけれど、我が家の夏に欠かせぬ存在となりつつある、あおかえるちゃんを紹介したい。
窓辺にいつくか植物の鉢を置いているからか、コバエや小さな羽虫が現れる。
防虫剤を置いたり、食虫植物を迎えたりしていたのだけれど、昨年からはこの、あおかえるに植木鉢周辺をお守りいただいている。
小さなフィギュアや可愛いもの好きの人なら、きっと気に入ってくれるはず!
蛙田捕太郎
ちなみに、中の薬剤がなくなったら、かえるちゃんだけを取り外して、可愛がっています。
このかえるちゃんは虫よけ芳香剤のタイプのもの。蛙田よけ太郎。
ピンと来たかた、ぜひぜひお迎えください!
そして来年も、無事に発売になりますように!
置き型タイプ コバエとり コバエ捕獲課 主任 蛙田捕太郎(かえるだとったろう)
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- 発売日: 2016/04/25
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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知らない誰かにニックネームを付けること、ありませんか?
なにかまた手書きいたずら書きを添えて書きたいなと思っていたらなかなか書くものが思い浮かばず、このままだと書かずに終えてしまいそうだったので、ただ「記事を書く」のページを開きました。
徒然に書くとしていても、なかなか書けないものですね。
くだらないことでも、一行だけでも、もっと更新したいと、思うのももう何度目か。
読んで欲しかったら少しでも宣伝をする。
わかってはいるのですが。
さてさて、知らない誰かにニックネームを付けることって、ありませんか?
靴下を履いているみたいな野良猫を「くつした」と呼んだり、いつもチューリップハットを被って犬の散歩をしている近所のおじいさんを「ノッポさん」と呼んだり。
ええ、私は結構やってます。
ただそのまんまで、あんまり上手とは言えないと思うのですが。
ときどき、ものすごーく上手いこと名前を付けている人、いますよね。
「ああっ!」って、言われたらピンとくるような。
エッジが効いていたり、ププっと笑っちゃうようなダジャレだったり。
私もそんなふうに名前が付けてみたいと思うことがたまにあります。
少し前にKDPやBCCKSで、そんなことを題材にした小説を発売しました。
ええ、宣伝です。
もしよかったら、読んでみてください。
「名前をつけてやる」
ウワサの誰かにニックネームをつけること。それは私の特技だった。倍返しガール、気取りや天使、ゴーリキさんに軟体動物タコプ。ぴったりな名前に話は盛り上がる。でももうそれだけでは足りなかった。もっとなにかがしたいと思う。
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > その他
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 432円
手で描いたいたずら書きの保存方法が悩ましい
どんどん増える紙、手書きノートも含めて、いつかはなんとかしなければいけないのだよなぁと思うと悩ましい。
かと言って、デジタルで書けるわけでもないし、書けたとしても今のところ手書きしたいって思う気分とは別物の気もする。
今すぐどうこうじゃないし、ま、いっか。
そうやってどんどん先延ばしになるのだろうなぁ。。。
物語の最後が
物語の最後がどのようであるべきか、どのようなものが好きか、好みがハッキリと別れるところだと思う。
私は終わらない物語が好きだ。
そこからまだじゅうぶんに動き出す、動き出せる感覚が残っているお話。
どうなるんだろうってニュートラルな感じもいいけれど、できればその先には、かすかでも光の射す予感があればなお好ましい。
どんどん読みたいけれど、読み終わってしまいたくないと思いながら読んでいた「騎士団長殺し」を読み終わってしまった。
今回もまた、私は私の好きな終わりをこの物語の終わりに見た。そして想像する。物語のその先を。
まさに、「未完のまま完成している」、「これ以上筆を入れてくれるなと作品自体が言葉を発している」、そんな終わりを、すごく好きな終わりを、今とても楽しんでいる。
思うべきこと、考えるべきことがたくさんある。
そういうことをひととおり考えて、それが胸にすとんと落ち着いたころ、もう一度読みたいと思う。そうしたら、もっと感想らしい感想が言えるかもしれない。
もったいなかったけれど、読み終えてよかった。
今はこれしか出てこない。
みんなどんなことを思うのだろう。
この物語を読んだあとで。。。