身の程知らずでいいのかも
自分の在り方について、若いころからもう何度、悩み、考えてきたことか。
こんな自分でありたい。そう思って行動するも、それが正しかったのかどうか、それが自分のやりたいことなのか、自分の目指すものなのか、すぐまたわからなくなって、悩み、考える。改めることもあれば、改められないこともある。そのままになることも、そのままにすることも。
足るを知る?
身の程は?
分相応?
背伸びしていない?
思い返せば、アドバイスとしてそう問われることが多かった気がする。自問することも何度もあった。それでよかったのだろうか?
それは誰の価値観ですか? あなたの?
「十六夜荘ノート」
ネタバレ注意が難しいからこれ以上は書かないけれど。。。
私評:己だけを、己の内だけを見つめていても世界は広がらない。自分の在り方について考えられる小説。
Amazonにもあります。