ツレヅレゲキジョウ

インディーズ作家、ちょこの日々徒然なブログです。ダイアリーは本当にたわいもないことばっかりになりそう。作品一覧を載せたり、自作宣伝をしたりもします。

どんぐりを玄関に置いておいたら

「どんぐりを玄関に置いておいたらトトロが来るかもしれないよ」

子供にそう言うのだと、ママ友らしき人同士で話しているのが聞こえた。
散歩に行って子供がどんぐりを拾ってしまう。
それは仕方がないのだけれど、そのまま家に持って入って欲しくないから、家に入る直前に言うのだそう。
「どんぐりを玄関に置いておいたらトトロが来るかもしれないよ」と。

子供は目を輝かせて、どんぐりを並べる。
その間、ママは別のことを考える。
家に入ったらせっけんで手を洗って、キレイに拭いて、そのあとはもう玄関先のどんぐりを思い出さないようにしよう。夜中にどんぐりは片付けよう。

落ちていたものにはどんな菌が付いているかわからないものね。
私の見たママたち二人はそう話して頷きあっていた。

 

そういうものなのか。
子供に言い聞かせるときに、話は使いようだし、言い方を工夫するのもわかる。
「そんなことしたらオニが来ちゃうよ」
そう言って危ないことをやめさせる。
そういうことだよね。
大人になったからそれもわかるけど、今回のみたいな話は、なんだかなぁと思ってしまう。
自分がいいように扱われたような、ちょっと悲しく、ちょっとムッとしたくなる感じがする。
私にはまったく無関係なんだけど。

 

今、私の部屋には秋の散歩で拾ったどんぐりが、小さなミニチュアの動物たちと一緒に飾られている。
どんな菌が付いているかわからないけど、たまに並べ直して、遊んでいる。
まあ、私は大人だしね。。。